遊びのあそび
シンシンの幼稚園、
お迎えに行くたび『あ、それ面白そう!!』って発見があります。
それは、
園にあるものに、目的(遊び方?)が決まってないものが多いからじゃないかと最近気が付きました。
室内なら例えば、積み木だったり玉の道だったり、
なぜだか二段ベッドみたいになってる一角とか。
外なら沢山の木だったり、伐採した枝、落ち葉、木の実、小さな木の家、
砂場に水路に、それからタイヤが転がってたり・・・。
なんだかんだとよく分からないものがいっぱいあります。
一見ゴチャっとしてます。
だけど行くたびに子供たち、面白そうなことしてるんですよね~。
こないだは、泥をすくってお皿に入れてはスコップで表面をきれいにならしていく
左官のような作業(遊びというかもう職人のようだった(´艸`*))をしてる子たちがいました。
ひたすら熱中して。
それから、
水路に葉っぱを流してそれをスコップですくって出すというのをしてる子も。
水が出るところにザルを持って行ってただ見てたり。
『ザルじゃ水すくえないよー』って思ってしまったんですが、そういうことじゃないんですね。
始めは水を汲もうと思ってたのかもしれないけど、今はザルに水が通って行くのが面白い。
プラスチックの植木鉢の底の穴に木の枝を刺して担いでる子もいます。
思わず『それ何~?』ヤボなこと聞いてしまいました。大きなお世話です(・∀・)
で、そういえばと思いだしたのが、
最近シンシンと行く公園がつまらないってこと。
近所に3か所くらいよく行く公園があるんですが、
私が子供の頃とは全く違って遊具がよくできてるんです。
色だったり形だったり難易度だったり、
もうワクワクするような作りになってるんです。初めの頃は。
でもシンシンが大きくなってきて大体遊具をクリアしてしまったら
もうなんだか飽きてしまって。。。
すべり台、鉄棒、ブランコ、ネットの中をくぐり抜けて進む遊具、ロープを使って上る遊具などなど。。。
目的がはっきりしてるというかなんというか、、、公園自体が理路整然としてるんです。
『こういう風に遊ぶんですよ。面白いでしょう。』みたいな。
だからか一通り遊んでしまうともう間が持たない。
遊びというよりも運動しに行く感じでした。
うーん。。。(゜-゜)
実は一見目的がない物って大事なんですねー。
遊びのあそびの部分というか余白と言うか。
それがないと、想像力が働く余地もなくなっちゃう。
園の子供たちの遊びは私も混ぜてもらいたいくらいです。