遊びのあそび2
前回の記事を書いてて思い出したのが、
以前のび太が
『「かいじゅうたちのいるところ」(絵本)の意味(意図?)がわからんのだけど。。。』
と相談してきたことです。
かいじゅうたちのいるところ/モーリス・センダック
|
のび太としては、絵本の読み聞かせをするにあたって、
作者の意図とか、なんかの教訓めいたものがあるならそれが伝わるように
子供に読んでやらねば。と思ったみたい。
「かいじゅうたちのいるところ」と言えば、推薦図書やら選定図書になってるし、
映画化もされてます(未見ですけども)。
なんかすごくいいメッセージがあるに違いない。
だけど自分にはわからない。。。orz
で、冒頭の質問です。
『この最後の、お母さんはやっぱり優しいみたいなことかな?うーん??』
悩んでます。
私は、
『分からないんだったら分からないでいいんじゃないの。
のび太とかシンシンが読んで感じたことが全てなんじゃないのかなぁ?』
って言いました。
本を読むことの全部が全部学びにつながらなくていいんじゃないかなーと思います。
それどころか作者の意図も汲む必要ないんじゃないかと思ってます。
私は子供の頃から読書好きだったんですが、
国語の授業で文章を読み解くのはすごく嫌いでした。
こう受け取るべきと指定されてるようで。
作者の意図なんか授業で習うものなんか?自分が感じたことが全てじゃないの?って思ってました。
今考えると、
日常に必要な文章(広告とか新聞とか仕事上の文章とか)が的確に読み取れる技術を習ってたのかなとも思いますが。
それに、子供の楽しみとして読む本にまで
教訓とか学びをいつも求めるのは窮屈っていうか貧乏性っていうか。。
内容が、不条理だったり目的が分からなかったり、なかったり。
それもまた大事なあそびの部分であり、
受け手が好きなように受け取れ遊べる余白だと思いました。
大体説教臭い本ばっかりなんてつまらない。
意外と作者も『意味なんてないよ~(・∀・)エヘ』なんて感じで書いてる本ってないんですかね?
ちなみに、私が最近1番分からんな~と思ってる絵本はこちら。
ハハハのがくたい [ たかはしゆうじ ]
|
シンシンが時々読んでくれと持ってきます。
好きなのかは不明。。。